マルチマルチクレームの制限について -特許実務からの考察-

早いもので、もう年度末。明日(令和4年)4月1日からの特許出願ではマルチマルチクレームが制限されることになります。 特許庁が今月公表した資料(「マルチマルチクレーム制限について」;以下、単に「資料」といいます)に記載され …

欧州統一特許制度の進展 -暫定適用の開始を受けて-

EU域内で「1つの特許」を「1つの裁判所」で権利主張できるようにする、欧州統一特許/統一特許裁判所(UP/UPC)の制度については、2017年の運用開始が期待されたていたところ、その合憲性についての争いがドイツ国内で続い …

「顕著な効果」について、若干の国際比較

以前の記事でも取り上げましたが、特に化学・バイオ分野でしばしば議論になる、発明の顕著な効果について、もう少し考察してみたいと思います。 この種の論点が取り上げられる知財判決は医薬分野のものが非常に多く、概要を把握するため …

PCT国際出願、インドの国際調査

あまり目立たない記事ですが、特許庁のホームページに、7月1日付けで「国際出願関係手数料改定のお知らせ」が掲載されています。国際調査の手数料について、EPの手数料が値上げになり、加えて、新たにインド特許庁での国際調査の手数 …

コロナワクチンと知的財産

コロナウイルスへの対応は、世界的に変異株が拡大する中、ワクチン接種をどれだけ加速できるかという「時間との戦い」の様相を呈しています。そんな中で、5月5日付けでアメリカ通商代表部(USTR)が、コロナ関連の知的財産について …